東川 雄哉
【研究分野・テーマ】
アルゴリズム解析やグラフ理論を軸に、実社会の複雑な課題を数理モデル化し、合理的意思決定へとつなげるオペレーションズ・リサーチ(OR)の研究を行っています。問題設定からアルゴリズム構築に至るまで理論的根拠に基づいて検討し、数学的抽象化と応用可能性の両立を図ることで、理論と実践を結びつける研究を展開しています。
近年では、企業との共同研究にも取り組み、数理最適化やアルゴリズムを活用した実課題の解決にも力を入れています。今後は、実データに基づく最適化モデルの構築や、意思決定支援の高度化をさらに推進し、産業界との連携を一層深めながら、より実践的な研究成果を生み出すことを目指しています。
【研究に関連する図表】
- ・避難計画問題に関する研究
-移動時間や滞留時間を考慮出来る動的ネットワークフローの解析
-施設配置問題に対する効率的なアルゴリズムの開発 - ・組合せ剛性理論に関する研究
-剛性に関する性質を持つグラフの組合せ的特徴付け
-特定のクラスに属するグラフの列挙 - ・その他、さまざまな現実の問題に対して、適切な数理モデル及び効率的なアルゴリズムを考える研究