メッセージ
【数理最適化・データサイエンスセンターの役割と使命】
2023年度において、私の所属する情報科学研究科が、「科学研究費助成事業」の情報学基礎論関連分野の部局別採択件数で全国一位を達成しました。
【News】情報科学研究科が、「科学研究費助成事業」の情報学基礎論関連分野の部局別採択件数で全国一位を達成情報学基礎理論とは、情報に関する基礎的な理論を扱う学問分野であり、情報処理や情報科学において重要な理論的な基盤を提供する分野で、アルゴリズム理論、最適化理論が含まれます。
情報学基礎論関連分野の部局別採択件数で全国一位を達成したということは、この分野の優れた研究者が情報科学研究科に集まっているということです。
また、兵庫県立大学は2019年にデータサイエンス系の学部として、日本で3番目に社会情報科学部を開設しました。
そこでは、AI,機械学習,データ分析の優れた研究者が集まっています。
このように情報科学研究科では、数理最適化やデータサイエンスの一大研究教育拠点を形成しています。
そこでの学術研究を通じて得られた知識や成果、技術などを蓄積し、共有し、発展させていくことが大学の使命です。
また一方では、これらの知識、技術を幅広く社会に還元することも求められています。
この数理最適化データサイエンスセンターがその役割を担っています。
そのため、本研究科の教員のみならず、関係する企業、組織との連携を密にした活動を行っていく予定です。
すでに協力企業という形で、東京コンサルティング株式会社、(株)ザイマックスデジタル、(株)MOAI Lab の3社との連携をおこなっています。
いずれも、数理最適化の専門技術者が集まっており、数理最適化の実践活動が展開されています。
データサイエンス系の企業との連携はこれからです。
皆様の積極的なご参加をお願いします。